ブログのキーワードの選び方|検索される記事は「書く前の5分」で決まる3条件と手順【個人ブログ34本の実例】

虫眼鏡でキーワードを探すノートパソコン=ブログのキーワードの選び方 副業・起業

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書いても、誰にも読まれない。

34本書いた。売上は累計¥257、月4,100PV。長いあいだ「文章が悪いのか」と疑っていた。違った。原因の多くは、書く前にあった。キーワードを決めずに、書きたいことを書いていたからだ。誰も検索していない言葉で記事を書けば、どれだけ丁寧に書いても検索結果に人は来ない。記事の勝負は、書く前の5分で9割決まる。その5分でやることを、全部出す。

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なぜ「書く前のキーワード選び」で記事の9割が決まるのか

検索からの読者は、頭の中の言葉を検索窓に打ち込んでやって来る。その言葉と、あなたの記事が狙った言葉が一致して、はじめて記事は表示される。つまり読まれるかどうかは、書く前に「どの言葉で来る人を待つか」を決めた時点でほぼ決まっている。文章のうまさは、その次の話だ。

逆を考えると分かりやすい。誰も検索していない言葉で記事を書く。すると検索結果に人は来ない。来ないから読まれない。読まれないから1円も生まない。文章をどれだけ磨いても、土俵に人がいなければ意味がない。これが、書く前に決まる勝負だ。

正直に言う。34本のうち、書く前にキーワードを調べなかった記事がある。書きたいことを書いた。気持ちよかった。だが検索からは人が来なかった。後で順位やアクセスを見て、はじめて「この言葉、誰も検索していなかった」と気づく。完全に順番が逆だった。

キーワード選びは、才能でも運でもない。書く前の5分の作業だ。やれば誰でも、検索される土俵を選んでから書ける。

書く前にキーワード候補をメモする様子

狙うべきキーワードの3条件——検索される・競合が弱い・買う一歩手前

どんな言葉でもいいわけじゃない。個人ブログが勝てるキーワードには条件がある。3つだけ満たす。

1つ目、実際に検索されている言葉を選ぶ。頭の中だけの言葉ではなく、人が本当に検索窓に打つ言葉を選ぶ。「ブログ キーワード 選び方」のように、悩みや知りたいことがそのまま言葉になっているものだ。検索されていない言葉は、どれだけ上位を取っても訪問者ゼロになる。需要のない土俵で1位になっても意味がない。

2つ目、競合が弱い言葉を選ぶ。検索ボリュームが大きい言葉ほど、大手サイトや企業が上位を埋めている。個人ブログが「副業」「ダイエット」のような1語で勝つのはほぼ不可能だ。だから2〜3語をつなげた具体的な言葉(ロングテール)を狙う。「個人ブログ キーワード 選び方 初心者」のように絞るほど、競合は減り、検索意図も明確になる。人数は少なくても、確実に来る。

3つ目、行動の一歩手前の言葉を選ぶ。収益化を狙うなら、ただ知りたいだけの人より、何かをやろうとしている人の言葉が効く。「〇〇 やり方」「〇〇 おすすめ」「〇〇 比較」は、行動の一歩手前にいる人の言葉だ。読んだ流れで、次の行動(申し込み・購入)につながりやすい。逆に「〇〇とは」だけの言葉は、読んで満足して帰る人が多い。

条件選ぶ言葉避ける言葉
検索される人が実際に打つ悩みの言葉頭の中だけの造語・社内用語
競合が弱い2〜3語の具体的な言葉1語のビッグキーワード
買う一歩手前やり方・おすすめ・比較「〇〇とは」だけで完結
チェックリストでキーワードの条件を確認する

5分でやるキーワードの選び方(候補を出す→需要を見る→競合を見る)

難しいツールはいらない。検索窓だけで、5分で1記事ぶんのキーワードが決まる。

手順1(2分):候補の言葉を出す。書きたいテーマの中心の言葉を検索窓に打つ。すると検索窓の下に、続きの言葉の候補(サジェスト)がずらりと出る。これは、実際に多くの人が打っている言葉だ。「ブログ キーワード」と打てば「選び方」「ツール」「無料」などが並ぶ。この中から、自分が書ける・読者の悩みが具体的なものをメモする。3〜5個拾う。

手順2(2分):需要があるか確かめる。拾った言葉を実際に検索してみる。検索結果がぎっしり出て、関連する記事が何本もあるなら、その言葉には需要がある。逆に検索結果が薄い・的外れなページばかりなら、ほぼ誰も検索していない言葉だ。候補から外す。サジェストに出た時点で需要はある程度保証されているが、念のため目で確かめる。

手順3(1分):競合の強さを見る。検索結果の上位を見る。大手メディアや企業サイトばかりが並んでいたら、個人ブログでは勝ちにくい。個人のブログや小さなサイトが混じっていたら、入り込む余地がある。勝てそうな言葉を1つに絞る。これが今日書く記事のキーワードだ。決めたら、その言葉をタイトルと最初の見出しに必ず入れて書き始める。

たった5分。書く前にこれをやるだけで、「書いたのに誰も来ない」がぐっと減る。1記事ぶんの労力を、検索される土俵に正しく置ける。

検索結果で競合の強さを確認する画面

やってはいけないキーワード選び——書いても埋もれる3パターン

選び方を間違えると、丁寧に書いても記事は埋もれる。やってはいけないのはこの3つ。

1つ目、ビッグキーワード1語で勝負する。「副業」「ブログ」「投資」のような1語は、検索する人は多いが、上位は大手で埋まっている。個人が新規記事で割り込むのはほぼ無理だ。人数の多さに釣られず、2〜3語に絞る。少ない人数でも、確実に届く言葉を取る。

2つ目、検索されない言葉を「これ書きたい」で選ぶ。書きたい気持ちと、検索されるかは別物だ。自分にしか分からない言い回し、造語、内輪の表現で書くと、検索窓に打つ人がいない。書く前に必ず、その言葉が実際に検索されているか確かめる。気持ちは、検索される言葉に翻訳してから乗せる。

3つ目、1記事に複数のキーワードを詰め込む。欲張って、1本の記事で5つも6つもの言葉を狙うと、どれも中途半端になり、検索エンジンも「何の記事か」を判断できない。1記事につき、狙うキーワードは1つに絞る。別の言葉を狙いたいなら、別の記事を書く。1記事1キーワードが基本だ。

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次に1本書くなら、まずキーワードから

このブログには撤退ラインがある。月¥2,000。6月4日、2ヶ月・34本・売上¥257・運営コスト¥14,820でその判定日を迎えた(経緯は撤退ラインを月¥2,000に決めた記事に全部出した)。続けるにせよ、やり方を変えるにせよ、次に1本書くときは、もう順番を間違えない。

34本の遠回りで、いちばん効くのに後回しにしていたのが、この「書く前の5分」だった。書いてから「誰も来ない」と気づくのではなく、書く前に検索される土俵を選ぶ。狙う言葉を1つに絞り、需要と競合を見て、タイトルと見出しに入れて書き始める。既存記事の直し方はどの記事からリライトすべきかの記事に書いた。これから書く記事は、キーワードから。直すも、新しく書くも、起点は同じ。検索される言葉を、書く前に選ぶ。それだけだ。

画像:Photos by Atlantic Ambience, Kaboompics.com, Natasha Fernandez, cottonbro studio on Pexels

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